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植物

春を告げるフキノトウ

●●●フキノトウ●●●
風が冷たく春が遠く感じられる日でしたが、植物園での植物観察会で、フキノトウが出ているのを見つけることができました。写真のフキノトウは、ちょうど食べ頃ですが、ほとんどのフキノトウは、すでにとう立ちしていて、10センチ程に成長しています。
講師の先生のお話では、フキノトウには、雄株と雌株があるそうで、見分け方は、黄色っぽく見えるのが雄株、白っぽく見えるのが雌株とのことでした。花の咲いているフキノトウまでは、2メートル程距離があったため、見分けがつけられませんでしたが、調べてみると雌株は、種を遠くまで飛ばすために、45センチ位まで成長するそうなので、5月頃には見分けがつけられると思います。先生の観察では、雌株はあまり見ないそうなので、何本の雌株があるのか確認するのが楽しみです。
3月になってもまだ、冬のような冷え込みの日もあり、春という実感は薄いですが、自然は、毎年同じように春の到来を教えてくれています。改めて、自然の生き生きした力に感動させられた日でした。
(H29.3.10)

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                    (写真:フキノトウ)