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イベント情報:総合体育館

【報告】ライフセービング体験&いのちの教室

2023年07月06日

 

日  時:令和5年6月25日(日)午前8時30分~11時30分
内  容:「スポーツと安全」をテーマに国民安全の日(7月1日)に先立ち、トップアスリートを講師に招
     き、ライフセービング体験及びいのちを大切にする心を育むことを目的とした教室を開催します。

 6月25日(日)に、サンフロッグ春日井(温水プール)及び総合体育館にて、「ライフセービング体験&いのちの教室」を開催しました。
 本事業は親子で参加する教室となっており、当日は、33組67名の親子が参加しました。
 講師は、現役時代、ライフセービング全日本選手権5連覇など輝かしい成績を収め、現在は、一般社団法人ATHLETE SAVE JAPANの代表理事を務めている、飯沼誠司氏をお招きし開催しました。
 まずはじめに、「ライフセービング体験」を子どもたちに実施しました。子どもたちは海などでおぼれている人の救助方法や、おぼれた際に簡単にできる浮き方などのレクチャーを受けました。その後も様々なアドバイスを受け、楽しみながらも真剣に取り組みました。また、おぼれている人の救助方法として、ペットボトルやランドセルなど意外なものが役立つことに感心を寄せていました。

 また、今回は、ライフセーバーが実際の現場で使用しているレスキューボードと呼ばれる器具の使い方も教えていただきました。レスキューボードを使って体験している姿はまるでライフセーバーのようでした。
 その後、「いのちの教室」として心肺蘇生法を、実技を中心に親子で実施しました。はじめに実際に救助できた事例などを交えながら、心配蘇生法について映像で学びました。その後、人体を模した道具を使用して心肺蘇生法を親子で実践しました。はじめは蘇生措置として行う胸骨圧迫のリズムがわからなかったり、圧迫する力が弱かったりしていた子どもたちも、飯沼氏のアドバイスを受けてみるみる上達していきました。終盤には、AEDの使用方法も併せて学び、救急車が到着するまでの一連の流れを心肺蘇生法とともに実践しました。教室中や終了後にも多くの質問が出るなど、親子で”いのち”について真剣に考えることのできた1日となりました。

一般社団法人ATHLETE SAVE JAPAN公式ページにも本事業の活動報告が掲載されております。
リンク先 https://athlete-save.jp/