スポーツの広場

イベント情報:サンフロッグ春日井

【報告】水ケーション

2021年10月30日

【水ケーションとは?】
 
「水(みず)ケーション」とは、「水」を通じて「Communication(通じ合う)」「Education(教育)」の2つの意味を込めた活動です。
 水があることは当たり前ではなく、”ありがたい”ことであることを伝えるため、「春日井広報大使」で「シドニー五輪競泳日本代表」の萩原智子さんと「森と学びの専門家」の小野なぎささんが各地をめぐり「森と水の授業」を行っています。

【当日の様子】
 「水ケーション」が10月30日(土)に温水プールで開催され、小学生15名が参加しました。
 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となりましたが、今年は感染対策をしっかりとしたうえで開催することができました。

 講師は、萩原智子さんと小野なぎささんに務めていただきました。
 前半は小野さんの「森の授業」で、戦後の人々が未来の私たちのために植樹をしてくれたことや森の保水力、ろ過能力で生活に必要な水が生まれることなどを学びました。様々な植物の木の葉や幹に触れたり、匂いを嗅いだりして五感で森を感じるコーナーもあり、参加者は「いい匂い」「なんの匂いだろう?」と楽しそうに話していました。
 後半は萩原さんの「水の授業」。「海外のプールは、すべてがきれいなプールというわけではなく、中には水草などでプールが緑色だったり、虫がたくさん浮いていたりしました」といった自身の体験談を交えながら、きれいな水で泳げることのありがたさを参加者に伝えていました。また、25mプールに入っての実技では、レクリエーションや泳ぎの基本となる姿勢などを学びました。
 閉講式では、森や水を大切にするために今日からできることは何かを確認し合い、「家に帰ってから早速取り組もう!」とどの参加者もやる気に満ち溢れた様子でした。そして、協賛をいただいておりました株式会社サカタのタネ様から野菜のタネ2種、こまき楽の湯様から優待券をご提供いただきました。参加者へお渡しさせていただき、植物を育てたり温泉に入ることで今回の学びをより身近で感じてもらえたらと思います。