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令和5年度活動記録

こんなことしました!自然学校【里山木こり体験】①

12月2日(土)、3日(日)に自然学校【里山木こり体験】の1回目(全3回)を開催しました。間伐されず放置された雑木林は樹木が密生し、光をさえぎり、木が枯れたり、花木の花が咲かなくなったりします。

少年自然の家周辺の里山の雑木林でも、「松枯れ病」といった病害が起きています。参加者ははじめに雑木林の成り立ちと現在の状況、手入れの方法などを学び、計画的に管理していくことの必要性を理解しました。その後、安全に作業するための手順を確認し、ノコギリ、剪定ばさみ、太枝切りを使い、雑木林の手入れを行いました。木々が適切な間隔で育つよう間伐と剪定をし、地面まで陽が当たるようにしました。陽が当たるようにすることで、草木が生え、虫が生まれ、鳥が来るようになります。雑木林に命がめぐり、生態系が健全にまわり始めます。

間伐材のうち、炭に適した木は1ⅿの長さに切り揃えます。次回(1/20、21)に炭窯で炭焼きにし、燃料として使用できるようにします。夜には、たき火を囲み、参加者同士で親睦を深めました。たき火の炎の揺らめきと、じんわりとした暖かさにリラックスし、心地よい時間を過ごしました。