スポーツの広場

イベント情報:サンフロッグ春日井

【報告】水ケーション

2022年11月04日

【水ケーションとは?】
 
「水(みず)ケーション」とは、「水」を通じて「Communication(通じ合う)」「Education(教育)」の2つの意味を込めた活動です。
 水があることは当たり前ではなく、”ありがたい”ことであることを伝えるため、「春日井広報大使」で「シドニー五輪競泳日本代表」の萩原智子さんと「森と学びの専門家」の小野なぎささんが各地をめぐり「森と水の授業」を行っています。

【当日の様子】
 「水ケーション」が10月22日(土)に温水プールで開催され、小学生18名が参加しました。
 昨年に引き続き、今年も感染対策を施したうえでの開催となりました。

 前半は小野さんの「森の授業」で、日本は世界の中でも有数の森林大国であり、身近なところに森があり、木々と触れ合えることは貴重なことだということを学びました。講師の小野さんが質問を投げかけるとたくさんの参加者が手を挙げてくれて、とても活気のある講義を行うことができました。様々な植物の木の葉に触れたり、匂いを嗅いだりして五感で森を感じるコーナーもあり、参加者は「いい匂い」「なんの匂いだろう?」と楽しそうに話していました。特にクスノキは、葉をくしゃくしゃにすると香りが強く、参加者はもちろん保護者の皆様にも体験してもらうことができました。
 後半は萩原さんの「水の授業」でした。日本のプールはどこもきれいだが、そういう国ばかりではないこと。プールの水は一般の家庭が使う生活用水が何年分も入っていて、大量の水を使っていることなど
を学びつつ、きれいな水で泳げることのありがたさを参加者に伝えていました。また、25mプールに入っての実技では、レクリエーションや泳ぎの基本となる姿勢などを学びました。
 閉講式では、森や水を大切にするために今日からできることは何かを確認し合いました。参加者たちは森と水の大切さを実感した様子で、節水を心掛けたいといった声を聞くことができました。そして、協賛をいただいておりました株式会社サカタのタネ様から野菜のタネ2種、こまき楽の湯様から優待券をご提供いただきました。参加者へお渡しさせていただき、植物を育てたり温泉に入ることで今回の学びをより身近に感じてもらえたらと思います。