【報告】「水ケーション」を開催しました
2024年10月16日
【水ケーションとは?】
「水(みず)ケーション」とは、「水」を通じて「Communication(通じ合う)」「Education(教育)」の2つの意味を込めた活動です。
水があることは当たり前ではなく、”ありがたい”ことであることを伝えるため、「春日井広報大使」で「シドニー五輪競泳日本代表」の萩原智子さんと「森と学びの専門家」の小野なぎささんが各地をめぐり「森と水の授業」を行っています。
【当日の様子】
「水ケーション」が9月28日(土)に温水プールで開催され、小学生11名が参加しました。
前半は小野さんの「森の授業」。森は何のためにあるのか、また森の役割とは何なのかを学ぶところから始まり、日本は世界の中でも有数の森林大国であることなど、データに基づいたお話も展開しつつ、終盤には実際に木に触れて匂いなどを感じる五感を使った授業が行われました。参加者も小野さんの話に興味を持って聞きながら、時には元気よく挙手をして積極的に参加し、授業を盛り上げていました。
後半は萩原さんの「水の授業」でした。始めに水は綺麗であることが当たり前でないことを学びました。「世界大会で使われるようなプールでも、藻が生えて水が緑色になっているようなところもあり、日本はそういうプールが無いのでとても恵まれている。」と実体験の話を基にお話をされていました。また、25mプールに入っての実技では、レクリエーションや泳ぎの基本となる姿勢などを学びました。参加者も楽しそうに萩原さんの指導を受けていました。
授業が終わった後の振り返りの時間では、森や水を大切にするために今日からできることは何かを確認し合いました。参加者は森と水の大切さを実感した様子で、今の綺麗な水を未来の子どものために繋げたいといった声を聞くことができました。